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至福のひととき

石田 颯太郎
清教学園高等学校

18歳の私にとって「自由」という言葉は馴染みがあるようで遠い存在である。私はある日「自由」というモヤモヤを持ったまま友達と河原を歩いていた。私は「自由」の代名詞である選挙権も頂いたし、社会的にも出来ることが格段に増えた。その裏腹にやらなければいけない事や自身が負うべき責任のウエイトも大きくなった。受験生どうしの会話でよく耳にする「早く自由になりて~」という会話。「自由」という言葉はやはり何者にか束縛されていないと意味を成さないのだろうか。そんな時友達は急に河原の石をピョンピョンと飛び跳ねて渡って行ったのをみた。キラキラと眩しい水面、ふと思い出す淡い思い。 私はこの時悟った。「あぁ、これが自由なのかなって」私は夢中にシャッターを切った。

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