ストーリーマンガ

転生

齋藤 祐太
山手学院高等学校

「自由」というテーマから、私が一番最初に思いついたのは、「死ぬ自由」でした。日本含め世界に自殺者が一定数いることは紛れもない事実です。私だって、その気になれば、この世からパッと消えることができます。それに対して、「生きる自由」はどうでしょうか。私たちは色々なものに縛られに縛られています。遺伝子も親も出生地も変えられないし、社会のしがらみからも逃れることはできません。人生の制約から完全に自由な人などいません。しかし、その制約をどう捉えるかは自由です。例えば、顔はコンプレックスにもチャームポイントにもなり得ます。生まれた環境をひたすらに憎むことも、その中でひたすらにもがき努力することもできます。私たちに完全な自由なんてない。でも、そこに何を見出すかは自由だ。こんなことを考えながら、作品を制作しました。よろしくお願いします。

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