動画

むをながむ

野村 穂貴
湘南白百合学園高等学校

わたしは誰にも気づかれことなく、小さく存在しているものに美を感じます。コンセントの指すところだったり、花すら植えられていない柵だったり、確実に存在しているのに「無」として扱われるもの。 彼らからは強烈な自由と愛がにじみ出ているように思えます。気づくこと、見つめることで「詩」を見出したりすることがまた、わたしにとって自由を感じる瞬間なのです。 そうした自分の思う美をどうにか表現したいと思い、制作しました。 また古典の時間に「趣」や「ながむ」という言葉が扱われた際、タイトルが思いつきました。あえてBGMを使用せず、「無音」とされている音で制作することに挑戦し、何度見ても気づきがあるような動画にしようと心がけました。

SEIKA AWARD