優秀賞
美術・工芸部門[絵画]
動き出す街
米山 優月(長野日本大学高等学校)
自分の体験したことのない時代を空想で描いています。下描きをせず、感じたままにボールペンで描きます。僕は幼い頃から懐かしい雰囲気が好きで色々な本を読んだりしていました。この先品は昭和30年代の日本、東京をイメージしており戦争が終わり日本がまた活気づいているのを再現したくて描きました。中央線や都電を入れたり向かって右下にはお花見を楽しむ人々がいたり、当時は公園に設置されたテレビを観る姿も多かったようです。今ではほとんどない屋上遊園地も有ります。体験したことのない皆様には、こういう時代が有ったということを知って欲しい、そして体験してきた皆様には、懐かしく感じていただけたらという願いで力を入れて描きました。人々の動きもあるように描いたのでひとつひとつ細かく観ていただけたら、とても嬉しいです。宜しくお願い致します。