美術・工芸部門[版画]
魚龍が見た世界
亀川 奏太朗(大阪府立港南造形高等学校)
この作品は中国の伝説で鯉が滝を登ると龍になるという伝説をモチーフにしており、龍に成長途中の魚龍と日々成長している自分自身を重ねて、そんな魚龍(自分自身)が想像の世界を見ているという作品、頭の煙突から煙が出ているのは自分の想像力が溢れているということを表している。
この作品の見てほしいところの一つ目は雲で、雲は少し日本画の雲の表現を真似したものになっている、二つ目は背景で黒で塗り潰しているように見えて実はよく見ると一つ一つ線を書き込んでいる。