美術・工芸部門[工芸]
絡まり
西田 穂乃香(関西福祉科学大学高等学校)
私は絡まってるものが好きなので私も蜘蛛のように絡まりをつくろうと思い、この作品を制作しました。毛糸などの系を使わずに陶芸用の粘土を使用して糸をつくることから始めることで、より個性的な仕上がりになったと思います。実は絡まり方にもこだわっていて、私は自然の中に存在していそうな絡まりを表現したかったので、糸の向きはある程度揃ってはいるが斜めになっているところがあったり、全く違う向きの糸や太さがばらばらな糸も作りました。糸の真ん中にある大きな窪みに水を敷き、花を乗せると花瓶のようになります。作品データには花や水は入れてはいけないと思ったので花瓶として使用しているこの作品はご想像にお任せします。色合いが鮮やかでない作品のように見えますが、光が当たるとツヤツヤとして綺麗なものなのでSEIKA AWARD 様で展示させていただきたいです。