
デザイン部門[建築]
木の下に暮らす
森 快斗(静岡県立浜松工業高等学校)
本提案は、「木の下に広がる暮らし、木々に住まう」というコンセプトを基に設計しました。木々は自然環境をやわらげ、人々に安らぎと豊かな感覚を届ける存在として、空間の中心に据えています。木々の葉を通して差し込む柔らかな光、風が奏でる優しい音、雨が落とす甘い雫、これらの自然の息吹を取り入れた住まいを提案します。時間や季節が移ろう中で、空間が人々をあるべき場所へと導きます。変化する光や音が、生活に調和と心地よいリズムをもたらし、自然と人の深い結びつきを感じさせます。持続可能性や環境への配慮を大切にしつつ、木々とともに暮らす、柔らかく温かな空間を創出しています。