授業作品部門[グラフィック]
色あせていく感情、忘れ去られた記憶
小林 文乃(滋賀県立栗東高等学校)
記憶という言葉を聞いて、様々な過去の思い出が私の頭をよぎりました。好きな音楽を聴いている時、学校で友人と話している時などそれぞれの場面が浮かぶ一方で、はっきりとは思い出すことはできないけれど確かに存在する、曖昧な記憶が数多くあることに気付きました。そのような曖昧さや儚さに着目し、日常の中にある風景を通して風の音や懐かしい声、思い出せないけれど知っている顔など、断片的な記憶を表現したいと思いました。空を見上げた時に感じる、懐かしいような少し寂しいような気持ちを通して、忘れられた記憶を少しでも取り戻すことができたらいいなと思い制作しました。