デザイン部門[建築]
半端もの。
安達 勁虎(仙台市立仙台工業高等学校)
建築には、それぞれの役割がある。学校には学校の。博物館には博物館の。その役割は大抵変わることはない 。その建築が誕生してから、消滅する瞬間まで。しかし、建築に敢えて役割を持たせないことで未来の可能性を広げられるのではないかと考えた。この建築は、人それぞれの意見が多様に入り組むことで、役割が確立されていく。人々が「自由」に未来を想像、創造できる。半端な彼らにはどんな役割が、未来が待ち受けているのか。その答えは、人々の自由な思想の中にある。