SEIKA AWARD 2025

SEIKA AWARD 2025

奨励賞

美術・工芸部門[絵画]

想造

石尾 実ノ里(済美高等学校)

初めての大きい50号の作品で、とてもワクワク・ドキドキしながら制作しました。
頭上に上げた手の平のなかで、様々なイマジネーションを創造している様子を表現しました。自分を描くのも初めだったので、はじめはうまくいかなかくて苦しんだときもあったけれど、制作を進めるにつれて自分の色や描き方などが徐々に見つかっていきました。
大変だったところは、背景の模様です。模様を描き込むこよにより、人物との対比を表現しました。少しでも気を抜くとすぐにずれたり、曲がったりして何度も修正するはめになってしまいましたが、それでも最後まで描ききることができ、いい作品になったと思います。
次の作品では、今回描いたこの「想造」を糧に、より想造をめぐらし、いい作品を制作し続けていきたいです。