文章部門[エッセイ] 春の夜の夢 藤林 望花(福岡県立博多青松高等学校) 私の世界はいつでも両親や、憧れの人であったり、誰かの価値観によって構築されています。今まで生きてきた18年間、誰かの言葉に助けられ、視野が広がり、世界が開けることもあれば、それに固執するあまり逆に世界が狭まってしまっていたこともありました。「春の夜の夢」は、世界が狭まり、開け、再生を繰り返すことを、平家物語の冒頭部分から学んだという自分の経験を書きました。 作品を開く