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青の苦悩と希望
白川 愛姫(東京都立国際高等学校)
平和な国で、平和な高校生活を過ごす私にもそれなりの悩みはある。しかし、世界に目を向けると、とても比較にならない多くの苦悩を抱えながら毎日を生きている人々がいる。
青春の青い時を葛藤しながら生きる未熟な自分と、同じ時を生きる世界の若者の「苦悩」を「青」で融合し、背景の夕日のオレンジ色に、変化と改革、そして、自分を含む全ての人々の「希望」を表現した。
特に、自分のルーツの一つでもあるミャンマーの同世代の人々に思いを馳せている。
夕日の光が差す白い壁に向かって立ち、手の陰影を出す為に青いセロファンを貼り付けたペットボトルを持ってライトを当てながら、自分の影を投影して撮影した。
黄色とピンクのセロファンを使い赤味を加えて、青とは対照的な燃える様なオレンジ色を表現した。