SEIKA AWARD 2025

SEIKA AWARD 2025

奨励賞

美術・工芸部門[絵画]

再生

瀧澤 冬弥(星槎国際高等学校 帯広学習センター)

終末世界。土に人工物である小さな部品が混ざっているほど、汚れた世界。大木たちの葉も全て枯れ落ち、世界の終わりを告げるかのような闇に包まれた森で、沢山の細かい部品たちが集まり生き物の形をなす。今いる生物たちがこの世界で生き続けられなくなり、消滅したとしても、新たな形として命は誕生するのではないか。生命にはそういうしぶとさ、たくましさがあると思い、それを表現出来たらなと思って描きました。