奨励賞
美術・工芸部門[立体・彫刻]
盗一
山本 侑汰(東京都立八王子桑志高等学校)
私は努力をすることによって自分の限界を知りました。
高校生活で一番努力をしたことは定期テストの勉強で、中学生の頃とても成績が悪かったため高校では学年5位以内に入ることを目標にしました。そして高校2年生2学期期末テストでは学年4位にまで上り詰めることができました。しかしながらそれを超えることはありませんでした。これは勉強に限ったことではありません。労働でも人間関係でも制作でも自分の限界は必ずあります。私はその経験を形にしたいと思いました。彼の体は私の自習用ノートをシュレッダーに掛けてそれをボンドで固めたものです。そして自分の限界を知る、劣等感を感じるポイントとして頭がない造形にしました。彼はどれだけ努力をしても劣等感を感じなくなることはないのです。