奨励賞
美術・工芸部門[工芸]
ゆうがお
松長 優茂(福岡市立博多工業高等学校)
私は、記憶とは過去のものを保存し、後でそれを思い出し利用することだと考えました。そこで私は保存ができ、それを利用することができる引き出しのあるテーブルとして表現しました。作品タイトルの『ゆうがお』は、私の母の名前の「優」から来ています。記憶に残る幼い頃の母の笑顔を1番に思い出したので、作品タイトルにしました。このテーブルは植物のユウガオが花びらを開き、咲いている様子を形にしました。テーブル中央には、引き出せる引き出しとそうでないものがあります。これは思い出せる記憶と、思い出せない記憶があることを具現化しました。私がこれまで生きてきた17年間の記憶について考えてみた時、活動的で楽しい思い出ばかりが浮かんできました。テーブルの天板は、小さなピースで構成し、その1つ1つが記憶を表しています。また、中心から外へ広がるように配置した黄色とオレンジ色のピースは、活動的で楽しい思い出を表現しています。