奨励賞 メディア部門[音楽] 再構築 新保 英紘(京都市立美術工芸高等学校) 「記憶」は体験した事柄の主観的な解釈でしかなく、過去の出来事そのものではない。そのため、思い出すたびに少しずつ変化し、歪み、曖昧になっていく。 本楽曲は「身の回りで鳴っていた音」を素材として収集・加工し、楽器音源を一切用いずに制作したものである。ここで用いられる「身の回りで鳴っていた音」は起きた出来事そのもののメタファーである。それらの音が加工され、音楽として再構築される過程は、記憶を思い返すプロセスとよく似ている。