奨励賞
文章部門[エッセイ]
文脈を失くした言葉たち
北上 にこ(八戸工業大学第一高等学校)
スマートフォンのメモに残っていた、意味を思い出せない一つの言葉からこの作品を書きました。自分で残したはずなのに、そのとき何を考えどんな気持ちだったのかが分からないことに、不思議さと少しの怖さを感じました。忘れないために書き留めたはずの言葉が、時間がたつことで文脈を失い、ただの文字になってしまう。忘れてしまう存在だからこそ、今この瞬間を大切に感じ取りたいという思いを込めて書くことができたと思います。
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