SEIKA AWARD 2026

SEIKA AWARD 2026

デザイン部門[イラスト]

視線

松田 絢佳(宮城県宮城野高等学校)

孔雀の美しい羽を見たとき、その鮮やかな色彩に魅了された。こちらをまっすぐに見つめる凛とした瞳は、まるで心の奥を見透かしているようだった。心の奥の奥のもっと深いところを突くような鋭い視線。あの孔雀の羽や瞳を今でもはっきりと思い出すことができる。その瞬間は過ぎ去っても、あのとき感じたときめきは、今も記憶の中で色褪せることなく残っている。記憶とは、ただ過去を思い出すことではなく、心に刻まれた感情や景色が自分自身の中で生き続けるものだと思う。この作品を通して私の中に強く残る孔雀の美しさを伝えたい。