デザイン部門[プロダクト]
fragment of fragrance
西園 元翔(大阪府立芥川高等学校)
記憶は視覚、聴覚、触覚から思い出されることが多いです。そんな中で、嗅覚はより曖昧で断片的な記憶を思い出すことができます。その嗅覚に注目し、香り(fragrance)を通して記憶の断片(fragment)を感じる体験をしてほしいというテーマになります。私はこれを作品ではなく一つの商品としてポップパネルを作成し、ブランド付けやパッケージ、撮影方法やレイアウトに至るまで、購買意欲を呼び起こすような表現を意識しました。商品自体は木工旋盤を用いて制作し、木の香りを引き立てる削りっぱなしのモダンなデザインに仕上げました。アロマオイルはそれぞれの個性と相性を考えて選定しました。パネルにもある通り、本作品に使用しているアロマオイルは、株式会社大創産業の市販製品です。パッケージおよびブランド表現は、香りと記憶の関係性を考察するためのコンセプト上のフィクションとして制作しています。