文章部門[エッセイ] その記憶の色は、鮮烈ですか 村井 友(奈良工業高等専門学校) この年齢にしては短くない時間を、小説を書くということに費やしてきました。その間、ずっと悩んでいたのが珍しい経験のなさです。波乱万丈とは言わずとも、人の目を引けるような経験をして、その記憶を小説に書きだしたい。そうしなければならない。望みはいつしか強迫観念に変わっていました。そういった、これまでに感じてきた焦燥感をエッセイという形で昇華し、自分のこれからの人生を肯定するために、本作品は作られました。 作品を開く