SEIKA AWARD 2024

SEIKA AWARD 2024

美術・工芸部門[立体]

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三宅 珠生(広島新庄高等学校)

シロクマは、地球温暖化に直面させられている北極地で生きる動物の一つである。シロクマの足元の氷は、地球温暖化のせいで、日々削られている。このまま地球温暖化が進んでいけば、シロクマだけではなく、人間の生活もシロクマ同様削られてなくなってしまう。
だからこそ、これからの世界に生きる人々が、このままの生活を続けていくのか、それとも改善する方向へ進んでいくのか、世界の道筋を考えてもらう❝きっかけ❞として制作した。
シロクマの全身の骨組みを割りばしで制作し、そこに障子紙を貼ることで光を灯すと、世界を明るく輝くような世界観を表現した。胴体には、世界各国の『国花』を紙粘土やレジン等で1つ1つ制作し、流れるように付けることで、世界の一体感と未来は共にあることを表現した。頭部には、半紙とレジンを使い球を制作することで、現代と昔の違いを表現した。
この作品を通して、地球温暖化が止まることを願う。